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七夕の願い事

お久しぶりです。
ご無沙汰している間に、書きたいことがたくさん溜まってしまいました。
今日のテーマは3、「本日の登板」「王監督」「オールスター」です。

まずは、今日のゲームを振り返ってみたいと思います。

間隔が空いていたので、どんな展開でも登板があるだろうと思っていました。
心身ともに準備はバッチリ、あとは「できれば勝ち試合で投げたいな」と。
序盤に味方が大量リードしてくれたので、気持ちよくマウンドに上がれました。

ツインズ戦、9回表、4-9の5点リードの場面で登板。
打順は1番、カスティーヨから。
うまく追い込めたので、アウトコースの真っ直ぐで三振を狙ったのですが、
振り遅れた分、サード線の高いバウンドになり内野安打。ノーアウト1塁。

次打者、プント
狙いはスライダーを引っ掛けさせてのゲッツー。思惑通りセカンドゴロに打ち
取ったのですが、打球に勢いがなかった分、1塁セーフ。1アウト1塁。

3番、モウアー
現在、イチロー君と首位打者を争っているバッターです。
(余談ですが、僕はよくMauerとMorneauを間違えてしまいます。なんだか
よく似てませんか、この2人…どちらもMで始まるし…。)
カウント1-1からの3球目、インコースのスライダー。いいところに決まった、
と思ったのですが、さすが好調のモウアー、きれいに肘を畳んで当ててきた。
久しぶりに、こんなバットの芯に当たった乾いた音を聞いたなぁ、と思うぐらい
当たりは良かったと思います…が、ライト正面のライナー。2アウト1塁。

4番はカダイアー
カウント0-3、ここでランナーは絶対溜めたくない。スライダーを2球続けて
2-3のフルカウントに戻しました。最後もスライダーで三振。ゲームセット。
無失点に抑えることができました。

登板間隔は空いていましたが、その間に疲れがだいぶん取れていましたし、
集中も保てていたので、今日は腕もよく振れていたと思います。
まずまずの内容でした。


王監督の入院のことは、最初、インターネットのニュースで知りました。

本当に驚いています。

WBCの代表メンバーに選ばれたときは、
「“世界の”王さん、自分の少年時代のヒーローと一緒に野球
ができるんだ」
と、夢のような気持ちでした。選手としても文句なく素晴らしい方でしたが、
監督としても超一流です。実際に接してみて、人柄の温かさ、選手への細かな
気配り、そして勝負強さも兼ね備えた、まさに“世界一”の監督だと思います。
「アメリカで経験し学んだことを、日本の選手に伝えてやってくれ」と言われた
言葉に、監督の僕に対する信頼感が込められていて、とても嬉しかった。
代表のクローザーも任せてくれました。選手にとっては「お前にまかせたぞ」と
言われることこそが、何よりの自信になるものです。そして、僕だけじゃなく、
選手全員に対してそうだったと思います。その信頼に応えたい、何が何でも
頑張ろう!と皆が意気に感じ、チームがひとつにまとまっていったのです。
初戦から決勝まで、パワーに溢れた指揮で、日本を優勝に導いてくれました。
ただ僕らが想像する以上に、監督という仕事は精神的にも肉体的にも大変な
激務なのでしょう…シーズンも順調にこなされていると思っていたのですが…。

とにかく、1日でも早く元気になられて、グラウンドに復帰され
ることを、心からお祈りしています。

今年の七夕の願い事は、王監督のご回復を。


最後に、オールスターのこと。
皆さんが、僕の出場を期待してくださり応援を送っていただいたこと、本当に
感謝しています。

ありがとうございました。

やっぱり、クローザーとしてのスタートが遅かったこともあり、数字(成績)も
足りなかったですね。オールスターに出場することは、僕が目標にしている
ことのひとつでもあって、本音を言えばすごく出たい気持ちはありました。
ただ、今年出られないからと言って、これで終わるわけではありません。
来年以降、選ばれるように頑張ればいい。パドレスでの2年間も、今シーズン
の前半戦の内容も、自分で満足できる結果を残しているのだから、これで
選ばれないのならしょうがない。また改めて目標とすることができるわけです
から、かえって励みになって良かったと思っています。

僕の夢は、まだまだ続きます。

あと100万回は「ヨッシャー!」を叫びます
よ(笑)!

 



Wives 強し!

お久しぶりです。テキサスに戻ってきました。

チームは遠征中、5連敗…僕自身も約1週間、登板の機会ナシ。
今日はホームでのアストロズ戦の初戦、1-3と2点リードした場面で
マウンドに上がりました。

先頭バッターはフォアボール。無死1塁としてしまいましたが、次打者
以降の3人、バークマン、バーク、ウイルソンを、セカンドゴロ、ファースト
フライ、サードゴロと打ち取ってゲームセット。


16Yです。

間隔は空いていましたが、8回に味方が1点追加してくれたこともあり、
落ち着いて投げれました。コントロールの感覚も悪くなかったです。
何よりもチームが勝って、連敗ストップできたことがとても嬉しかった。

今日は、試合前に面白いイベントがあったんですよ。
「レンジャーズの奥さんチーム」と「アストロズの奥さんチーム」対抗の
ソフトボール大会。もう10年ぐらい続いているそうです。

ユニフォームにも、旦那さんと同じ背番号がちゃんと入ってる。それも、
ラインストーンで縁取りしてあって、キラキラ光ってて可愛いんです。
もちろん、クレメンスの奥さんも参加。嫁さんに、
「お前、クレメンスの奥さんと対戦したんだぞ、すげぇなぁ!」
って、やや訳の分かんない褒め方したりして(笑)。

アンディ・ペティットも投げてました。ただし、真剣に投げるのではなくて、
緩い打ち易いボールを投げてくれるんです。

ルールは「スライディングなし、盗塁なし、2ストライクからのファールは
アウト(三振)」など特別ルールも設けられていますが、試合は真剣勝負。
応援してる旦那さんたちも、かなり真剣(笑)。

審判も、ちゃんとメジャーでやってる人たちが担当してくれるのです。
18:40でゲームセット、と時間制限があったのですが、6回まで進んで
14-8でアストロズがリード。ここで残り時間が5分。無論レンジャーズは
「まだ時間があるから続行!」、アストロズは「タイムアップで試合終了!」
をそれぞれ主張します。ゲームセットにしようとすると、レンジャーズから
ブーイングの嵐!!…で、結局、続行することになりました。

そして次の回、レンジャーズが怒涛の攻撃、6点取って14-14の同
点で試合終了、めでたし、めでたし…(?!)


いやぁ、珍プレー好プレーも続出したナイスゲーム、すごく楽しかったです。
5連敗でチームの雰囲気も沈みがちだったところ、奥さんたちの大奮闘に
皆が盛り上がって、リラックスもできて、いい気分転換になりました。
今日は、これに触発されて勝てたのかも…奥さんたちのおかげですね。

感謝です。

この大会があるって聞いた時、すぐ嫁さんに電話して
「しっかり頑張って練習しとけよ!」
って言ったのですが、彼女、ちゃんと息子と一緒にバッティングセンターに
通ったりして
腕を磨いていたようです。今日は2打数1安打。

…すげぇなぁ…。


家族ネタが続きますが…

6月28日、僕の兄が千葉マリンスタジアムに登場。
メッセージを書き込みしてくださった方もいましたね。ありがとうございます。
わりと背格好も顔も似てるので、登場したときは球場がザワついたって
聞きました。兄貴のユニフォーム姿、いかがでしたか?

千葉市民栄誉賞をいただけるなんて、本当に光栄なこと。
皆さんの、ご支援のおかげだと感謝しています。
青春時代を過ごした千葉。市民として、これからも少しでも貢献していければ
幸せに思います。

来週の『週刊ベースボール』のコラムには、その千葉で過ごした高校時代の
エピソードを書きました。お時間がありましたら、ぜひ読んでくださいね。



投手泣かせの球場

昨日の試合終了後、コロラドに移動しました。

今日から、ロッキーズとのインターリーグ3連戦です。

ロッキーズの本拠地“クアーズ・フィールド”は、ロッキー山脈の麓に
広がる、コロラド州の首都・大都市デンバーにあります。
標高が1マイル(1600メートル)で空気が薄く、ボールが良く飛ぶので、
“ピッチャー泣かせの球場”として有名です。

今週発売の『週刊ベースボール』のコラムにも書きましたが、実は僕、
ここがお気に入りの球場のひとつ。一歩間違えると、普通の何でもない
フライがホームランになってしまう…その緊張感から、逆に集中できて、
いい投球ができるからです。

そして、もうひとつの理由は……これは、『週べ』を読んでください(笑)!
ヒントは、球場の名前にあります。

デンバーは年間を通して晴天の日が多いようですが、僕が来るときは、
特にお天気がいい日が多い(…ような気がします)。
今日も快晴で気持ちがいい。空気も澄んでいます。

8-6とリードした9回裏に登板しました。
打順は1番バッター、キャロルから。
スライダーでサードゴロ。1アウト。

2番、バームス。
9球目まで粘られましたが、スライダーでショートゴロ。2アウト。

3番バッターは、強打者ヘルトン。
マウンドに上がる前から、彼に回ってくることは分かっていましたので、
だいたいの配球は決めていました。
甘い球は確実に狙って打ってくるので、コーナーを突いていこう。
バックドアで1ストライク。
次は2シーム。いいとこ決まったかな、と思いましたが、ボール。
カウント1-1。
3球目はインコースのスライダー。狙ったコースより少し真ん中に行った
のでヒヤっとしましたが、微妙に芯を外れていて、センターフライ。

ゲームセット、15Yです。

クアーズ・フィールドでは、5、6点差も安心できるリードではありません。
冒頭にも書いたように、ボールが良く飛びますし、ロッキーズの打者は
強気でガンガン打ってくる。意識としては、2、3点差と思うほうがいい。
特に終盤の3イニングは踏ん張りどころ、ブルペンも気が抜けません。
今日も7回に追撃されましたが、リリーフ陣が踏みとどまって、リードを
守ることができました。いいゲームだったと思います。

デンバーには僕の行きつけのお鮨屋さんがあって、去年まではコロラド
に試合に来るたびに通ってました。ここが海がない州だからといって、
侮ってはいけません。すごく美味いんですよ、このお鮨屋さん。
移籍して初めてのロッキーズ戦、僕のこと覚えててくれてるかなぁ…と
思いつつお店に入ると……ご主人が、

「いらっしゃるんじゃないかな、と思ってお待ちしてましたよ」
と、嬉しい歓迎のお言葉。

球場の近くには、日本の食料品を売っているスーパーもあります。
ここで買った日本食を試合前に食べるのも、僕がコロラドに来たときの
ルーティン。
お店の人が、
「明日、おはぎ作って球場に持っていってあげる」
と、これまた嬉しいご提案!
「じゃ、ブルペンで待ってます」
明日は、クニのおにぎりパワーに加えて、おはぎパワーももらえそう。


餡子を口につけたままマウンドに行かないよう、気をつけなくちゃ(笑)。



古巣との対決

昨日は、登板しましたが、更新しませんでした。
心配して書き込みしてくれた方もいましたね…ごめんなさい。
どうしても気持ちの整理がつかなかったので、書けませんでした。
それだけ、僕にとってパドレス戦は特別な試合だったのです。

古巣との対戦、とても楽しみにしていたし、
「いいゲームがしたい」 「マウンドに上がったら絶対に勝ちたい」
と思っていただけに、悔しかった。
いつもより、悔しい気持ちが大きかったです。
ワイルド・ピッチ…この言葉も聞くのが辛かった。僕はいつものように
低めにイメージ通りに投げて、キャッチャーもしっかり止めてくれた。
もちろん、判定は納得しなければならないし、しょうがないことだと
分かってはいても、消化するのには時間がかかります。
言葉にされてしまうと、消化不良を起こしてしまう感じ…。
ホームランを打たれた時とは全く違った意味で、辛い負け。
昨日の僕の心中はあまりに複雑過ぎて、インタビューで話すことも、
ブログに書くことも、無理でした。

だから、なおさら、今日は勝てて良かった、嬉しかったです。

14Y。

みなさん、温かい励ましのメッセージ、ありがとうございました。
大丈夫、ちゃんと元気にやってます。

さて、ゲームの話は別として…
懐かしいパドレスのワル仲間たち(?!)との再会は、格別でした。
初日(6/20)の試合後には、テキサスのTシャツを裏返しに着て、
パドレスのクラブハウスを訪問。

「おい、アキ、侵入罪だ!クラブハウス・マネージャーにチクるぞ!」

「罰金500ドル払え!」

と、みんな口々に冗談を浴びせながら、大歓迎してくれました。
ホフマンには、バレないように後ろからそーっと近付いていって、
声をかけると…一瞬驚いて……そして次の瞬間、ビッグ・ハグ!!

彼とは、ランチにも一緒に行って、久々にゆっくり話ができました。
ただ、どっちも負けず嫌いだから、会話でもすぐ勝負しちゃう(笑)。

僕  「ブルペンからお前のこと、観察してたんだぞ。」
ホフ 「俺だって、ブルペンからアキのこと観察してたぞ」
僕  「パドレスの頃は、練習のランニングとかで、お前に負けないように
    前に前に出ようとしてたんだ」
ホフ 「知ってたよ。だから俺も対抗して、前に前に出てたんだ」

…もう、お互い大爆笑!

もちろん、真剣に野球の話もしました。今回も色々と教えてもらえたし、
学ぶこともたくさんあって、本当に楽しかったですね。
尊敬するクローザー、そしてライバルであり友人であり(←僕はそう
思っています)、師匠であり兄弟のようであり…これからもお互いに
刺激しあい、向上していけたらいいな、と思います。

とにかく、色んなことがあった怒涛の(?)3日間でした。
リーグをまたいで移籍して、そのシーズンに交流戦でこうして古巣と
対戦できた…たぶん、単なる偶然ではないのかも…。
将来、思い出せば、きっとこれが何かの糧になっているのでしょう。



13Y

今日は日曜日のデイゲーム、ダイヤモンドバックス第3戦。

7-10と3点リードの9回表に登板しました。
8回裏に7-7の同点から3点を勝ち越してくれたので、気持ちも楽に
なったし、そのチームメイトの頑張りに応えるためにも、ビッと気合いを
入れてマウンドに向かいました。

打順は上位からの対戦。
1番、カウンセル。
1球目は2シームでストライク。カウンセルは、足が速く、競った場面等で
セイフティバントもやってくる選手。そういった情報も分かっていて充分に
警戒していたのですが、2球目で完璧なバントを決められてしまいました。
ノーアウト1塁。

2番、ダバノン。
カウンセルが盗塁してくる可能性もあるので、モーションをクイック気味に。
案の定、二盗してきたのですが、レアードが見事な2塁牽制で刺してくれて
1アウト。
ランナーがいなくなったので、打者に集中。
フルカウントから、最後はインコースの真っ直ぐでファーストゴロ。
2アウト。

3番、トレーシー。
去年、けっこうやられてたので、どういう風に攻めようかな、と考えました。
真っ直ぐとスライダーで追い込んだところで、レアードからのサインは……
2シーム。
こないだのことがあったので首を振りました。
最後は真っ直ぐで見逃し三振、ゲームセット。

13Yです。


試合後は、チャリティ・パーティーに出席しました。
球団が主催するパーティーで、お客さんからの募金や、選手達が自主的に
出品したグッズのオークションで集まったお金を、地元の地域貢献活動など
に役立ててもらうのが目的です。

メジャーリーガーを始め、アメリカのスポーツ選手は、こうしたチャリティや
ボランティア活動に非常に熱心で、シーズン中でも様々な活動に積極的に
参加します。病院や学校などの施設訪問、野球教室やサイン会などなど…
それも、かしこまって改まった感じではなく、みんなが気楽に出向いていけて、
誰もが楽しく参加できるような趣向や工夫がこらされている、イベント形式が
多いですね。欧米人は、本当にそういう催し物が上手です。

今日のパーティーは、球団関係者や選手が、それぞれのテーブルに隣席する
形で、“指定席”が設けられていたのですが、

僕は、なんと球団オーナーと同じテーブルに!

最初は、うわっと思いましたが、オーナーはとても気さくでいい人。
気軽に話してくれるし、面白い紳士です。
お客さんたちから、「アキ、今日はナイスピッチング、ナイスセーブだったよ」と
声をかけてもらったりして、「サンキュー」って応えながら、

「あぁ、良かった、今日セーブできてて…」

って、内心で、ちょっぴりホッとしていた僕でした…。

 



12Y

今日はダイヤモンドバックスとの交流戦、1戦目。

インターリーグと言っても、僕にとっては去年まで在籍していたリーグ
ですから、対戦したことのあるバッターも多く、馴染みのあるチームと
いう印象。試合前のミーティングでも、知った名前がたくさん出てきて、
久々の対決が楽しみでもありました。

去年まで、ダイヤモンドバックスには、ビジターゲームに限ってですが、
かなりやられてました。昨年度の防御率が初年度に比べて落ちたのは、
アリゾナのAway戦での結果によるところが大きかったですね。

ただ、当時の僕は、まだピッチングフォームを模索している最中でした。
何が悪くてそういう結果になったのか、現時点ではちゃんと分析できて、
問題も解決できていますから、あとの課題は配球だけです。どの打順で
回ってきても、自信を持って投球できる準備ができていました。

9回裏、3-5と2点リードの場面に登板。

先頭バッターはクラーク。
バッターボックスに入ってきたクラーク。…「相変わらずデカいな!」
彼は敬虔なクリスチャンで、信心深く、ボランティア活動にもとても熱心。
あのデカコワい風貌からは想像つかないぐらい、心優しいヤツなんです。
カウント1-1からセカンドゴロに打ち取り、1アウト。

2人目はバーンズ。
守備も上手いし、バッティングもいい振りをしていたので、大きい当たりに
気をつけるため、スライダー中心の攻め。
低めのスライダーでレフトフライ。2アウト。

最後はハドソン。
2球続けて真っ直ぐのアウトコースで追い込み、3球目はバックドア、
アウトコース低めに落ちるスライダーで空振り三振、ゲームセット。

ヨッシャァーッ、12Yです。

 

11Yから12Yまで、少し長かったなぁ。

今日は、前回のセーブチャンスで失敗してから、初めてのセーブ機会。
昨日投げた感覚が良かったので、気持ちも乗っていました。
2点差でも1点差でも関係ない、どんな場面でも「絶対に抑えてやる、
絶対に三振取ってやる」と、かなり気合いも入っていましたね。

でも、マウンドでは冷静でした。
気合いと冷静さのバランスが良く取れていた、という感じ。


うん、会心のYでした。

 



3、3、5合の…

3日間空いてのマウンドとなりました。

今日はホワイトソックス戦、8-2とリードされた9回表に登板。
調整登板でしたが、早く投げたかったし、早くいいピッチングを
したかった。前回のこともあったので…でも、プレッシャーは全く
ありませんでしたし、真っ直ぐもスライダーも調子良かったです。
ショートゴロ、サードゴロ、ショートゴロ、と3人で抑えました。
これで試合に勝ってたら、もっと良かったんですけれど…ね…。

クニがつくる“おにぎり”がチームメイトに大好評だということは、
以前にも書きましたが…今日の試合前のこと、ついに、クニが
スポーツ記者さんから“おにぎり”取材を受けていました!
僕も近くにいたので、インタビューの様子をなにげに見ていたの
ですが…聞こえてくる会話が可笑しくて可笑しくて…!

記者「毎日、どのくらいの量、作るんですか?」
クニ「そうですね、ご飯は3、3、5合の3つの釜で炊きます。」
“3、3、5合”という表現が、僕のツボにハマって大爆笑!)

記者「具はどんなものを?」
クニ「ツナとか梅とか…」
(おいおい、クニ、顔がむちゃくちゃ真剣だぞ。腕組みしながら、
眉間に皺寄せて…←ちょうどインタビュー前におにぎりを作って
きたところだったので、一仕事終えた“職人さん”みたいでした)

記者「得意技は何ですか?」

(と、得意技ぁ?!)

腹筋トレーニングになるぐらい、笑いました。
おにぎりを握ってるクニの写真が、スポーツ紙を飾る日も近い?!

いえ、冗談じゃなく、今やクニのおにぎりはチームの必須アイテム
になりつつあるんです。ほとんど全員が食べるようになりました。
おにぎりブーム満開!おにぎりパワー全開!です。
こないだの遠征の時、クニがジャーの電源コード(取り外し式)を
忘れてきて、ご飯が炊けないという事件(←これが、ホント、事件に
なるほど大騒ぎ)がありました。その時なんか、もう、クレームの嵐!
「えーっ!?今日は、おにぎりないのかよ~?」
クラブハウスマネージャーに至っては、

「クニ、おにぎりがなくて、試合に負けたらどーすんだよ?!」

って、真剣に怒り出す始末…(爆苦笑)。

キャッチャーのレイアードも、おにぎり大好き。
お皿に乗っていた3つのおにぎりを、片手に2つ、もう片方の手に
1つ、鷲掴みにして、「うぉーっ、美味いぃっ!」って吠えながら(?)
食べてる姿は、まるで飢えた野獣のよう?!
「おい、レンジでチンして、温めて食べたほうが美味いぞ」
って教えると「ホントか?!よしっ」って、食べかけのままレンジに
入れちゃった(笑)。
ボロボロになったおにぎりが、レンジの中で回ってました。
でも、こんなにもおにぎりがチームに浸透して人気モノになると、
僕まで嬉しいですね。

クニの技も、マジで職人レベルになってきたかも知れません。
以前は、やや握りが固めだったのですが、「クニ、もう少し柔らめが
いいな」って頼むと、これが絶妙な握り加減(?)になってきたんです。
皆さんもありませんか?こう、一口目を噛んだ時に、ほろほろ…っと、
ご飯がくずれる感触に、やたらこだわったりすることが…。
それと、お米は、こちらの「ニシキ」(カリフォルニア米)というブランド
で作るといい感じです。お寿司屋さんも使っているらしいです。

クニは、マッサージも超一流ですが、おにぎりも一流の技を極めて
きつつありますよ! 

必ず、いいお婿さんになると思います(笑)。

 



逆転サヨナラ(負け#2)

2敗目です。

今日は、ダブルヘッダーでしたが、2試合目のことは考えず、
1試合目から思い切っていこう、という気持ちで球場入りしました。
第1試合、4-2と2点リードの9回裏にマウンドへ。
先頭バッターのハリスは、ファーストゴロ。1アウト。
しかし、2人目の代打・ニクソン、続くクリスプに連続ヒットされ、
1アウト1、2塁。
クリスプに打たれたスライダーは、確かに甘く入ってしまいました。
4人目、ロレッタはセンターフライに打ち取って2アウト。
5人目、オルティス。カウント2-0まで追い込みました。
ここで僕が選んだ勝負球は、2シーム。
結果、逆転サヨナラ3ラン…。

痛かったです。
今日の反省は、勝負球に2シームを選んだこと。
確か、5月16日のヤンキース戦でポサダに逆転サヨナラ2ランを
浴びた時にも、2シームを投げたはず。
初球(or 勝負の早い段階)で投げる2シームはイメージ通りに
うまくいくのに、勝負球で投げる2シームは打たれる。
それだけ完成度が充分でないということなのでしょう。
なのに、それを選んでしまった僕のミス。
こういう、ぎりぎりの局面で「何を選択するか」、その決断が問題。
今、どういう状況か、調子はどうか、どの持ち球がベストか。
…まだまだ、甘い…ですね。

第2試合は、13-6と快勝。
チームメイトが、ガンガン打ってくれてスカッとしました。
今日は、昨日と打って変わって、いいお天気。
試合中盤、ストレッチしながら青空を眺めてると、すごく気分が
落ち着いて、静かな気持ちで第1試合の反省ができました。
すごく痛かったけど、すごく勉強になった。
今の時期に痛い目にあっておいて、かえって良かった。
打たれて痛い経験をするのも、決して悪いことじゃない。
いつもいい時ばかり、という訳じゃない。
打たれたホームランも大きかったけど、僕が得たものも大きかった。
何と言っても、こうやって、こんな世界最高の舞台で勝負ができる、
そして最高の選手達と対戦し、最高の悔しい思いも、最高の嬉しい
思いも味わえる。
僕って、幸せな野球選手だな…。

気持ちは、ちゃんと切り替えができています。
大丈夫です、すっきりした気持ちでホームに戻れます。

久しぶりの「BASEBALLワンポイント講座」
第1試合に関係したフレーズをお届けします。

GAME ON THE LINE

今日のように、9回裏2点差の場面、ランナー2人出塁、ここで1発、
ホームランが出たら逆転されるというような、ここで試合がひっくり
返るかどうかというような、ゲームのギリギリの状況を言います。

 



長っ!

今日は、フェンウエイ・パークに13時間いました。

長っ!

前回、雨で流れた試合があったため、午後1時と午後8時開始で
ダブルが組まれていたのですが、第1試合がまた雨でdelay。
開始が延び延びとなり、最初の試合が始まったのが午後6時10分。
球場入りしたのが10時ですから、約8時間待ちです。

長っ!

その間はクラブハウスで、映画(DVD)を観たり音楽を聴いたり。
インターネットもできるので「YOSSHAAブログ」を覗いてみたり(笑)。
食事したり、昼寝したり……僕は、フェンウエイに住んでるのか、と。
でも、メジャーでは、こんなケースもざらに有り!ですから、待ち時間の
過ごし方を自分なりに工夫し、試合に向けてリラックスと集中の調整が
できるよう、慣れていかなくてはなりません。

ようやく試合が始まりましたが、結局、今日は1試合のみと決まりました。
9回裏、7-4と3点リードの場面で登板。

先頭バッターはJ.T.スノー
彼がジャイアンツ(←SF)に在籍していた時はけっこう打たれていたので、
少し苦手意識もあったのですが、以前にも書いたように、ユニフォームが
変わると雰囲気も違って感じます。また、最近では代打などで出場機会も
減ってきているようで、前よりは嫌なイメージはありませんでした。
最後はインコースのスライダーで見逃し三振。1アウト。

2人目は、打順1番に回ってクリスプ。
カウント1-3となったところで、「ここで歩かせると、クリーンナップに回る
から厄介だな」と思い、真ん中スライダーで勝負。打ち損じさせてセカンド
フライ。2アウト。

3人目はロレッタ。
去年、パドレスの同僚だった2塁手。開幕戦では、ストレートをきれいに
センター前にヒットされたので、初球はスライダーから。ボール。続けて、
もう1球スライダー。ボール。カウント0-2。3球目、真ん中スライダー。
引っ掛けさせてショートゴロ。ゲームセット。

1イニング、無失点に抑えて11Yです。

今日の配球は、「フォアボールを出してゲームの流れを悪くするよりは」と
考えて投げた組み立てです。9回表にブレイロックの2ランで3点差リード
としてくれたので、若干余裕ができました。1点差のままだったら全く違った
ピッチング内容になったと思います。
待ち時間が長くて、これで負けたりするとチームの疲れがどっと出るところ。
いい形で勝てて良かったです。

ところで、今日、勝ち投手になったのは、ブライアン・コーリー。
一昨年、ジャイアンツ(←これは讀賣)に在籍したこともあり、日本語も少し
話せます。イートンが「アキ、あいつ今日がメジャー初勝利だぜ」と教えて
くれたので、ウイニングボールをあげました。
普段は、セーブしたボールは記念に取っておくのですが、今日のは僕より
コーリーのほうが断然、嬉しいでしょう。もちろん、すごく喜んでましたよ!

明日は、またダブルが組まれています。
12時と17時に開始予定。雨が降らないことを祈ります。
もう、“てるてる坊主”でも作る勢いですよ(笑)。

あまりに長く球場に居過ぎて、僕、マジで、「今日、このままフェンウエイに
泊まろうかな?
」と思いましたもん。

レンジャーズ、いったい誰が<ボストン来たら雨男>なんでしょうね??

 



2勝目




少しお久しぶり…となりました。

 

今日はロイヤルズ戦の第2戦、0-2と2点リードされた8回裏に登板。
先頭バッターのデヘススにいきなりヒットを打たれて、ノーアウト1塁として
しまいましたが、次打者はスライダーとストレートで追い込んだ後、三振。

1アウト1塁となったところで、送りバント、盗塁も想定に入れて、モーション
を若干クイック気味に。
案の定、デヘススが盗塁してきたところを、キャッチャーから2塁へ送球、
牽制タッチアウト。これで2アウト。

最後はグラジラーネクをセンターフライに打ち取り、1イニングを無失点で
抑えました。

この後、9回表に味方が逆転、4-2に。
9回裏をコルデロが締めて勝利。
僕には2勝目が付きました。

今日は、登板間隔が空いたので、調整ということもあり、試合状況如何に
係わらずマウンドに上がる予定でした。1イニング投げ終わった時点で、
今日は終わり、ということでしたので、次の回の出番はありませんでした。
特に僕の役割が変わったというわけではありません。
監督、コーチともそのことは確認済みですので、ご心配なく。

登板がなかった間も毎日、皆さんから追加のコメントをたくさんいただいて、
どうもありがとうございました。1通1通、感謝しながら読んでいます。
最近では、野球をやっている学生の方からのメッセージも届いて、とても
嬉しかったです。日本人選手が大リーグでプレーするのも当たり前になって
きましたし、WBCで日本チームが優勝したりと、世界レベルの対戦がかなり
身近に感じられる時代になってきました。それらを観て刺激を受け、野球を
やっていることを誇りに思えるようになるのは、本当にすばらしいことです。
ひとりでも多くの子どもたちに、夢を持って、目標に向かって努力する気持ち
を持って欲しい。そんな気持ちを持ってもらえるようなプレーができるよう、

頑張らなくてはと、逆に僕にとっても励みになります!


 



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